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富山の伝統医学 |
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江戸時代から立山信仰の信徒たちによって、立山連峰などで採れた薬草で作られた置き薬が「先用後利(せんようこうり)」の考えに従って日本中の家庭に届けられました。 この家庭置き薬が、富山の伝統医学の興りです。 専用の薬袋を作ったり、売薬版画などの宣伝効果をねらった趣向も凝らされました。
* さらに山海の豊富な食材と、風の盆に代表される伝統舞踊などが、富山の伝統医学を構成しています。
*専用薬袋(せんようやくたい)
*粋な浮世絵版画は、当時の宣伝媒体としては画期的なものでした。
*金岡邸 現在残る配置薬業の老舗であり、邸内には、これらの薬袋や売薬版画などが保存されています。
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配置薬 必要に応じてお客様が消費した薬代だけを、後日訪問した時に徴収する「先用後利(せんようこうり)」という極めて合理的サービス制度に従って販売されていました。現在でも富山から全国に届けられています。 薬の製造行程 GMPという世界基準に従い、衛生的で高い品質の製剤が作られています。 薬品研究風景 富山医科薬科大学和漢薬研究所や富山県薬事研究所などを中心として、新しい薬の開発・研究が意欲的になされています。 |
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